VISION 012030年までに20店舗を実現
四条河原町の交差点から半径2km圏内に、「あったらいいな今はないけど」という店を異業種で20店舗作ります。
ちょっと大きめの町ってどこも同じような感じになってしまうのって分かるでしょうか?
スタバがあってマクドナルドがあって100円均一があって…、あったら便利なんだけど、どの町も同じような顔つきになってしまうのはちょっとおもろくないなと思います。
これには理由があって、東京や大阪が顕著ですが、京都も中心地の地価は物凄く高い。
地価の高い場所では集客力や利益率の高い商売以外成り立ちません。賃料が合わないからです。
そして、契約金やその他の開業資金も物凄い金額になります。そんな場所に個人店はなかなか出店できません。チャレンジングなお店は作れません。
その結果、大手だけが出店するようになり、同じような顔つきの町ばかりが出来上がっていくことになっています。文句があるわけじゃないんだけど、自分の住む町はもうちょっとおもろい店もほしいなと思います。
「京都をおもろくする」ために、僕たちは他の大都市にはないような中小企業ならではのお店を作っていこうと決めました。
VISION 02京都のセンシュアスシティランキングを3位に
「センシュアスシティランキング」で京都を全国3位以内にする
直訳すると「官能都市」となるこのランキングをご存知でしょうか?
町のランキングっていろんなものがありますが、このセンシュアスシティのランキングのやり方は画期的なんです。
町の価値をハードではなくソフトの側面から、人間の行動や感情で測ったものなんです。
下に評価ポイントを貼るので気になる方はぜひチェックしてもらいたいんですが、この項目に僕は感銘を受けました。
「通りで子供たちの遊ぶ声を聞いたか」、「馴染みの店の店主や常連と盛り上がったか」、刺激的なイベントに参加したか」など、日常の中で、こんな経験のできる町で過ごしたいなと心から思ったからです。
この項目の中でも特にいいなと思ったのが、「遠回り寄り道していつもと違う道を通ったか」というものです。遠回り寄り道したくなる町って、新たな発見が散りばめられているんだろうなと思います。そしてさらに、遠回り寄り道するくらいに心の余裕を持って暮らしを楽しんでいる人が多いんだろうなとも思います。
病院の数や公園の広さ、持ち家比率やその平均面積など、ハード面からの数字だけで“町の価値”を測るのではなく、そこに住む人間の行動や心持ちで測るのはとても自然なことなんじゃないかなと思います。
現在全国19位の京都市を、友添商店の仕事で2030年までに3位以内にする。これも僕達のビジョンの1つです。
センシュアスランキング
評価ポイント
共同体に帰属している | 01 | お寺や神社にお参りをした |
---|---|---|
02 | 地域のボランティアやチャリティに参加した | |
03 | 馴染みの飲み屋で店主や常連客と盛り上がった | |
04 | 買い物途中で店の人や他の客と会話を楽しんだ | |
匿名性がある | 05 | カフェやバーで1人で自分だけの時間を楽しんだ |
06 | 平日の昼間から外で酒を飲んだ | |
07 | 不倫のデートをした | |
08 | 夜の盛り場でハメを外して遊んだ | |
ロマンスがある | 09 | デートをした |
10 | ナンパした・された | |
11 | 路上でキスした | |
12 | 素敵な異性に見とれた | |
機会がある | 13 | 刺激的で面白い人たちが集まるイベント、パーティーに参加した |
14 | ためになるイベントやセミナー・市民講座に参加した | |
15 | コンサート、クラブ、演劇、美術館などのイベントで興奮・感動した | |
16 | 友人・知人のネットワークで仕事を紹介された・紹介した | |
食文化が豊か | 17 | 庶民的な店でうまい料理やお酒を楽しんだ |
18 | 地元でとれる食材を使った料理を食べた | |
19 | 地酒、地ビール地元で作られる酒を飲んだ | |
20 | ミシュランや食べログの評価の高いレストランで食事した | |
街を感じる | 21 | 街の風景をゆっくり眺めた |
22 | 公園や路上で演奏やパフォーマンスしている人を見た | |
23 | 活気ある街の喧騒を心地よく感じた | |
24 | 商店街や飲食店から美味しそうな匂いが漂ってきた | |
自然を感じる | 25 | 木陰で心地よい風を感じた |
26 | 公園や水辺で緑や水に直接ふれた | |
27 | 美しい青空や朝焼け・夕焼けを見た | |
28 | 空気が美味しくて深呼吸をした | |
歩ける | 29 | 通りで遊ぶ子供たちの声を聞いた |
30 | 外で思い切り身体を動かして汗をかいた | |
31 | 家族と手を繋いで歩いた | |
32 | 遠回り、寄り道していつもは歩かない道を歩いた |